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2021.05.12

茨城新聞に「PCR検査用ボックス」 の記事が掲載されました

茨城新聞の経済面に発売を開始した「PCR検査用ボックス」の記事が掲載されました。
【新聞掲載記事】
気密性品ノウハウ活用
-折り畳み式PCR検査ボックス
-高橋工業 イズミと共同開発
 原子力機器や医療機器設計製作の高橋工業(日立市金沢町、高橋登社長)は新型コロナウイルス感染拡大に対応した折り畳み式のPCR検査用ボックスをアルミ建材などの販売施工のイズミ(日立市大和田町、桜井研志社長)、ハウスメーカーの3社で共同開発した。病院などで検査ボックスを使用することで、防護服やゴーグル、手袋の大幅な削減が可能となり、検査に使用しない時は折り畳んで収納できるなど利便性を高めた。
 PCR検査用ボックスは医療従事者がボックスの中に入って検体採取することを想定し、検査時の飛沫、接触感染の予防に役立つ。防護服や手袋が必要なく、検査の時間短縮につながるのがメリットだ。ドライブスルーやウオークスルーでの検査に対応するため、屋内外で設置できるよう耐風対策ひもと固定金具などを付属。壁は樹脂素材で風雨にも耐えられる設計とした。
 組み立ても簡易化し、大人2人で5分以内に設置できる。グローブが破損した際も内側から2分以内で交換が可能。使用しない時は厚さ15センチに折り畳み、重ねて収納することができる。
 高橋工業は原子力・医療現場で使用する気密製品の製作技術を活用。グローブ部分に内側からリングをはめ込むことで気密を保っている。製作する上でイズミの桜井社長からハウスメーカーの紹介を受け、共同で開発。基本設計と気密部分の製作を高橋工業が、その他の部分の製作をハウスメーカーが担当した。
 高橋社長(69)は、「昨年4月ごろから医療現場の役に立ちたいと構想を練っていた。製造現場のわれわれは医療の現場に立つことはできないが、検査ボックスで医療従事者の安全を守れたら。少しでも医療現場の負担が軽減されてほしい」と話した。
2021年(令和3年)5月12日水曜日「茨城新聞」

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